母の愛
昨日は大雨警報のニュースを見ながら長女家族のことが気になりなんどもLINEや電話をかけた。地球はだいじょうぶなのだろうか。子どもの頃ののどかな平和な日々を思い胸が痛む。あの頃に戻るのは無理なのか…。
***
貸し部屋でテーブルクロスとして使っていた布で、母にブラウスを縫ってもらった。薄いコットンガーゼは軽くて柔らかくて。袖を通すとほわんと優しい気持ちになった。
ボタンホールじゃなくてスナップでいいよ、と言ったのでこんなふう。洋裁歴60年以上の母は針と糸と共に生きてきたひと。
認知症の症状は進んでいるのだけど、洋裁店の仕事だけはしっかりと。覚えているようです。最近の口癖は「雨がこれ以上降らんかったらええのにねぇ」 と。くりかえし言っている母なのでした。
0コメント