ちいさなおやつ茶会
「ちいさなおやつ茶会」という名前が決まってメニューも浮かび、あとはテーブルの形を
決めて試作して…と順序は頭に入ったけれど
練り切りやおやつをどのように置くかが決まったのはつい数日前。練りきりはやっぱり和紙の上に置こう、と思ったときにちょうど
オリジナルの懐紙をエツコさんから受けとっていて広げて置いてみたらいいかもと思いついた。茶道の世界ではふたつに折って使うものだけれど、一枚の皿のようにして使ってみようと。上にはりゅうさん紙を重ねて。
このたびの会では茶道で使うものをいろいろ取り入れた。ご参加の方にとっては初めて見るものばかりだったようで、お伝えできてよかったなと思った。
和の懐紙や黒文字を置いているけど、作った練りきりやおやつは和ではないものばかりになった。練りきりはこしあん生地でブラックチョコとこしあんを包んだ。上にはシナモンとココアを振って。まるで季節感なしの練りきりを作ったのは初めてだった。そして合わせる飲みものはさくらんぼソーダ。
そのあとのちいさなおやつも私が食べたくて作りたいものを自由に。
シナモンチョコをテーマにしたこのたびのちいさなおやつ茶会。ひさしぶりに朝起きれなかったらどうしようという緊張感はあったけれどとっても楽しかった。テーマに合うおやつをつくること、テーブルを作りおもてなしを考えることが好きだということ。おきゃくさまとお話することが喜びだということ。
感謝の日だった。
紙の箱や袋やシールにみなさんがときめいてくださってほんとうにうれしかった。エツコさんとよしこさんに心からありがとう。
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