ねないこは わたし
「せなけいこ展」で買った、せなけいこさんの本。昨日家に帰ってすぐに読みました。
せなけいこさんってこんなひとだったんだぁと、とっても親しみを抱きました。
「でもね、これがなかなか上手くいかない。貼り絵って、思った通りにはできない。でも、そこが面白いところ。面白くて、難しいところ。最初っから上手になんか、できない。「上手に」なんて言ったら、一生無理かもしれない。でも、そんなこと気にしない。好きなことは、楽しみながら続けていれば、それでいいんじゃないかしら。」
心に響いて残った文章。せなけいこさんの文章はとっても明るくてユーモアがあって好きです。
「ねないこだれだ」「にんじん」
「いやだ いやだ」「もじゃ もじゃ」
の4冊の絵本が初めての絵本で、絵の勉強を始めてから18年後のことだったことや
この4冊で大きな絵本の賞をもらってからのことを
「賞をとるということは、いいこともあるけど、苦しいこともある。今までやさしかった人が、急に意地悪になったり。まわりの空気が変わったの。ただ、それで悩んだかといえば、悩まなかった。だって、絵本作家になろうと、ずっと前から決めていたのだから。」
こんな文章を読むと、きっぱりしていていいなぁと思いました。おばけの話も、こどもに対しての思いも迷いがなく、明るいことば。読んでいてふふふとわらってしまうところたくさんでした。
展示を見終わった最後に絵本や葉書などのオリジナルグッズを買えるコーナーがあり、魅力的過ぎて興奮してしまいました。。すみれちゃんと薫くんが欲しいというものをあれやこれやとたくさん買ってしまった。私は、本と小さなメモ帳と絵葉書。娘がマスキングテープを大量に買っていたようでひとつもらいました。
めがねうさぎの絵葉書は、友達への便りにして送ろうとおもいます。
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